悪用されないために

印鑑は悪用されてしまうと大変な事件に巻き込まれてしまう可能性がありますので、特に実印については厳重に管理しておく必要があります。法的な力も強い実印が勝手に使用され、悪用されてしまうと、身に覚えの無い契約を無理やり結ばされたり、借金の連帯保証人にさせられてしまったりと、大金を失うきっかけになり得ます。

注意したいのは、印鑑証明と実印をセットで用意されてしまうことで、印鑑のみを紛失する程度ならばまだ悪用される危険性は低いですが、印鑑証明も一緒に紛失してしまうと危険度はいっきに跳ね上がることになります。というのもどちらか片方だけでは法的な力が宿らないこともありますが、両方が揃ってしまうと身分の証明につながってしまい、これが法的に力を持つことにつながるという理由があります。もちろん身分証明書もセットで悪人に掴まれてしまうと非常に危険ですので、公正証書や身分証明書、印鑑といった貴重品は紛失してしまわないように厳重に保管しておく必要があるのです。

実印は役所にて印鑑登録をして始めて法的な力を持つことになりますので、もしも紛失してしまった際には役所に相談して、印鑑登録の廃止や変更といった手続きを取ることをお勧めします。